ぶどうの房で、甘い部分は上です。房の上に近いほど、ぶどうは甘くなります。
ぶどうの房の上が甘い理由は、太陽の光をたくさん浴びているから。ぶどうは房の上から下に熟すので、上の部分が1番甘くなります。
その他にも、ぶどうの実の数を減らすと、栄養が行き届いて、甘いぶどうになります。
【甘いぶどうの特徴】
- ぶどうの色が濃い
- 粒がそろっている
- ぶどうの枝の色が黄緑色や緑色
- ハリのある
- ブルームがついている
今回は、大人も子供も大好きな果物「葡萄(ぶどう)」について、どっちが甘いのか、甘いぶどうの特徴など、調べてまとめてみました。
食材宅配で注文する時の参考になればと思います。
葡萄(ぶどう)の房で甘い部分は上下どっち?
ぶどうの房で甘いのは、上の部分です。
房の上の部分のほうが、太陽の光をたくさん浴びるので、甘くなります。
またぶどうは、房の上から下に熟すので、房の上のほうが1番甘いです。
ぶどうを1房食べるときは、房の下から上のほうに向かって食べると、甘味を感じやすくなります。
つまり房の下が甘いぶどうは、ぶどう全体が甘いということになります。
ぶどうが甘い理由
ぶどうを育てる農家さんは、ぶどうが甘くなるように、たくさんの工夫をしています。
ぶどうの房づくり
ぶどうのつぼみを落として、房の花の数を調節します。つぼみを減らすことで、栄養を全体に届けて、甘いぶどうを作ります。
摘房
ぶどうの房を、とっていく作業です。1つの木に房がつきすぎると、ぶどうの味や色が下がってしまうので、少しもったいないですが、甘いぶどうを作るには、必要な作業になります。
粒を取る
さらに実が大きくなったら、不要なぶどうの粒を取っていきます。房あたりの数を減らすことで、甘みが増していきます。
袋をかける
最後に袋をかけます。袋は、農薬、雨、虫、動物からぶどうを守ってくれます。
特にぶどうの皮も食べるときは、農薬の量が少ないのは、うれしいポイントです。
この袋掛けは、農家さんが、ぶどう1つ1つに手仕事で袋をかぶせています。
甘いぶどうを育てるには、手仕事による多くの手間が必要です。
甘いぶどうの育ち方
甘いぶどうは、風通しが良く、木の全体に、太陽の光があたっています。
同じ種類のぶどうでも、育つ環境で、甘さが変わるので、秋のぶどう狩りに行く時は、参考にしてみてください。
美味しい葡萄(ぶどう)の特徴
ぶどうの房で甘いのは上です。房の上に近いほど甘くなります。
甘いぶどうの特徴
お店でぶどうを買うときの参考に、美味しいぶどうの特徴を調べてみました。
色が濃い
ぶどうは、色が濃いほど甘いです。ぶどうの色は、黒、赤、緑の3種類です。
それぞれの甘いぶどうの色は
- 黒系のぶどうは濃い黒紫
- 赤系のぶどうは、濃い紅色
- 緑系のぶどうは、緑より黄色味があるもの
が甘くなっています。
粒がそろっているぶどう
ぶどうの房は、大きい房よりも小さい房のほうが、甘味が強いです。またぶどうの粒がバランスのとれているのも、美味しいぶどうを選ぶ時のポイントです。
ぶどうの果軸の色
ぶどうの果軸は、時間がたつと、茶色くなります。
ぶどうの軸が、黄緑色や緑色のものは、鮮度の高くておすすめです。
ぶどうの果軸が、茶色くなっている場合は、早めに食べましょう。シャインマスカットなど、もともと果軸が茶色の品種もあります。
ハリのあるぶどう
ぶどうの皮に水分が潤って、みずみずしいのが新鮮さの証拠です。ぶどうの粒が落ちていたら、鮮度が低いと思ってください。
種無しぶどうは、もともと実が落ちやすいので、品種の違いも確認してみてください。
ブルームがついているぶどう
ぶどうについている白いものは、農薬ではなく「ブルーム」という果粉です。
ブルームはぶどうの水分が蒸発するのを防ぎます。また、ブルームは、雨をはじくので、ぶどうが病気になるのを防いてくれます。
ぶどうを手に取るときには、なるべくブルームを落とさないようにするのがポイントです。
輸入品のぶどう
輸入品のぶどうは、鮮度にこだわるのがおすすめです。コストコの種無しぶどうが人気ですが、輸入品のぶどうは、果軸が枯れているのが普通みたいです。
葡萄(ぶどう)の保存方法
ぶどうは、収穫した後に甘くなることはありません。
ですので、お店でぶどうを買ったら、早めに食べきるのがおすすめです。
ぶどうの冷蔵
大きなぶどうは、粒を1つ1つとって、キッチンペーパーに包んだ状態で、乾燥しないように、密封容器に入れて保存します。
お店での状態にもよりますが、冷蔵の保存期限は約1週間です。
ぶどう粒は、枝から外すと果汁が流れてしまうので、枝を2、3mm残しておくのが、美味しく保存するコツです。
ぶどうを房ごと冷やす場合、保存期間は3~5日です。
ぶどうは、早めに食べきるのがおすすめです。
【雑学】葡萄(ぶどう)の選び方まとめ
ぶどうの房は、上に行くほど甘くなります。
ぶどうの房の上が甘いのは、太陽の光をたくさん浴びているからです。
甘いぶどうの特徴は
- 色が濃い
- 粒がそろっている
- ぶどうの果軸の色が黄緑色や緑色
- ハリのある
- ブルームがついている
になります。
ぶどうを冷蔵するときは、粒を1つ1つとり、キッチンペーパーに包み、保存容器に入れます。粒を取るときは、枝を2、3mm残すと果汁が流れにくいのでおすすめです。
ぶどうを美味しく食べる参考にしてみてください。