危険なの!?イソマルトオリゴ糖の特徴とは?【原料・添加物・成分】デメリットの指摘も

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オリゴ糖は腸内で善玉菌のエサとなり、腸内環境を整えるのに役立つ食品です。

オリゴ糖はプレバイオティクスとして、世界から注目されていますが、実は様々な種類が存在しているんですよ。

種類によって風味や性質が異なり、期待できる働きも変わります。

オリゴ糖を上手に生活に取り入れるためにも、それぞれのオリゴ糖の特徴を知っておく必要があるのです。

>>オリゴ糖の種類はどれがいいのか比較したい方はこちら

管理人

今回は、比較的安価で手に入り、目にする機会が多いイソマルトオリゴ糖の特徴、実際の商品について分かりやすくお伝えいたします。

ハカセ

イソマルトオリゴ糖のメリット・デメリットについても徹底分析しますぞ!

イソマルトオリゴ糖の特徴

イソマルトオリゴ糖とは、グルコースによって構成され、α-1,6結合を有している少糖類の事を指します。

ハカセ

天然物や調味料にも広く含有されており、みりんやはちみつ、味噌や醤油の中にも存在しているぞ

カロリーはオリゴ糖の中でも高めで、まろやかでコクのある甘味が特徴的な煮物に使うのに適しているオリゴ糖です。

一部が分解される性質があるため、難消化性オリゴ糖と比べてお腹がゆるくなりにくいという特徴を持っています。

イソマルトオリゴ糖の原料

イソマルトオリゴ糖は、デンプンを原料として作られるオリゴ糖です。

デンプンはトウモロコシやジャガイモから抽出されたものが主に使用されています。

主な原料

トウモロコシ
主な産地はアメリカ。あとは、商品によって、イモ類が加わっています。

馬鈴薯(ばれいしょ)、さつまいも
主な産地は北海道。さつまいもは鹿児島です。

ハカセ

イソマルトオリゴ糖は、これらの「でんぷん」を原料に酵素の反応を利用して作られるオリゴ糖じゃよ

イソマルトオリゴ糖は、デンプンを原料にして、微生物由来の転移酵素を作用させる事で製造されます。

その後、ろ過や脱塩脱色、濃縮作業などの工程を経て、安定性のよい高品質のイソマルトオリゴ糖が完成します。

イソマルトオリゴ糖のカロリーと甘み

イソマルトオリゴ糖は他の種類のオリゴ糖と較べてカロリーは高めです。

甘みは砂糖の約50%ほどで、クセのない甘みのため、飲み物に砂糖と置き換えてに使えます。

しかし、砂糖と同じ甘味にしようとすると、けっこうな量を使うことになってしまうことも。

ハカセ

摂りすぎると、お腹がゆるくなるので、その点も注意じゃよ

まろやかな甘味なのでヨーグルトなどの甘みづけによく合います。

イソマルトオリゴ糖のメリット

メリット① 値段が安くコスパが良い

安くて手ごろなのが、ボトルタイプのイソマルトオリゴ糖シロップの一番良い所です。

他のオリゴ糖に比べ値段は半分~3分の1で購入できます。

管理人

ネットだと、だいたい1kgボトルのイソマルトオリゴシロップが300円~400円で手に入りますよ。

ハカセ

原料が安いからなんじゃろな

関連記事 イソマルトオリゴ糖のおすすめ商品12選はこちら

メリット② 白糖に似た甘さ

砂糖と比べて若干カロリー控えめで、水飴のようなしっかりとした甘さがあります。

クセのない甘みなので砂糖の取りすぎによる弊害を気にする人は代替品として使用できます。

メリット③ 熱や酸に強い

イソマルトオリゴ糖は、熱を加えても性質が変わりません。

砂糖の代わりにコーヒーに入れたり、卵焼きや煮物などの料理に砂糖の代わりに料理で使用でできます。

とろみのある中華料理などもおすすめです。

イソマルトオリゴ糖のデメリット

デメリット① 消化性のオリゴ糖に分類される

オリゴ糖は腸内でビフィズス菌のエサとなり、その増殖をサポートします。

イソマルトオリゴ糖は、他のオリゴ糖に比べ、そのほとんどが腸に届く前に消化されてしまうので、腸まで届きにくく、お腹への働きが弱めです。

また、市販で販売されているイソマルトオリゴ糖シロップのオリゴ糖割合は、大体どの商品も約50%。

残りは、水分とブドウ糖、麦芽糖などの他の糖類です。

管理人

腸内環境への影響は、他のオリゴ糖よりも控えめなのね。

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デメリット② 何から出来ているのか表示がない

シロップに使われているイソマルトオリゴ糖が何から作られているのかパッケージを見ても書いていない事がほとんどです。

調べてみると、シロップで販売されている商品のほぼ全てと言っていい商品にトウモロコシが使用されています。

これらは主にアメリカ産のトウモロコシで、遺伝子組換え不分別のとうもろこしが使われていたりします。

また、アメリカ産のトウモロコシは遺伝子組換えだけではなく、ポストハーベスト(収穫後の農薬)も気になるところです。

というのも、アメリカ産のトウモロコシは原料のままの姿で、船便で日本に輸入されるからです。

輸送中の害虫被害を防ぐために、収穫後に農薬が使用されることを、ポストハーベスト問題といいます。

遺伝子組み換え不分別とあわせて、安全性に問題があると指摘する人もいます。

管理人

気になる方は、購入予定の商品の販売者さんに直接問い合わせて確認すると良いですよ。

  • 収穫中は農薬をしているが、収穫後の農薬は不使用
  • 残留農薬の検査をしっかりとやっている

このように、公式ページに記載されていなくても、販売店に問い合わせれば教えてもらえるケースがほとんどですので、気になる方は、直接問い合わせてみましょう。

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イソマルトオリゴ糖の市販商品を比較

イソマルトオリゴ糖を含む商品「イソマルトオリゴ糖シロップ」は実に様々な種類が販売されています。

  1. 井藤漢方製薬イソマルトオリゴ糖
  2. 毎日活き活きオリゴ糖
  3. ありがとうオリゴ糖
  4. オリゴの甘み
  5. マルミ オリゴ糖
  6. 梅屋ハネー イソマルトオリゴ糖

どの商品も同じような形のボトルに入っており、内容量も全て同じで1000g。

価格も似たり寄ったりでイソマルトオリゴ糖の商品は違いが分かりにくくなっています。

管理人

そこで、今までに人気のイソマルトオリゴ糖シロップをほとんど食べている私が、パッケージからは分からない商品の違いを徹底的にご紹介していきます。

まずは、それぞれの商品の特徴を次の表にまとめました。

スクロールできます
価格イソマルトオリゴ糖量
(100g当たり)
原材料原材料の産地製造地販売会社
井藤漢方製薬
イソマルトオリゴ糖
506円(税込)37.7g以上・とうもろこし(遺伝子組換え不分別)
・じゃがいも
・さつまいも
・とうもろこし:アメリカ
・じゃがいも:日本
・さつまいも:日本
日本(大阪府)井藤漢方製薬
毎日活き活きオリゴ糖657円(税込)41.25g以上・ジャガイモ
・さつまいも
・タピオカ
・コーンスターチ(遺伝子組換え不分別)
・ジャガイモ:鹿児島
・さつまいも:北海道
・タピオカ:タイ
・コーンスターチ:アメリカ
日本(大阪府)ユウキ製薬
ありがとうオリゴ糖637円(税込)37.6g以上・とうもろこし(遺伝子組換え不分別)
・かんしょでん粉
・とうもろこし:アメリカ、ブラジル、アルゼンチン
・かんしょでん粉:タイ
日本(佐賀県)熊手蜂蜜
オリゴの甘み463円(税込)50g・とうもろこし(遺伝子組換えではない)・アメリカ日本(愛知県)日本コーンスターチ
マルミ オリゴ糖502円(税込)41.25g以上・とうもろこし(遺伝子組換えではない)・アメリカ日本(岐阜県)マルミ
梅屋ハネー
イソマルトオリゴ糖
447円(税込)41.25g以上・とうもろこし
(遺伝子組換えではない)
・アメリカ日本(岐阜県)梅屋ハネー

イソマルトオリゴ糖のおすすめ商品とその理由

ご紹介した7つのイソマルトオリゴ糖シロップを食べて比べてみた結果、私のベストチョイスは、「オリゴの甘み」です。

オリゴの甘みを推奨する理由は次の5つです。

おすすめの理由
  • 100g中50gのイソマルトオリゴ糖が含まれ、比較した中では一番量が多い。
  • 契約農場で育てた「遺伝子組換えではない」とうもろこしが原材料。
  • 公式ホームページでは畑の様子を動画と写真で公開し、生産者や種子会社、農家の情報も公開している。
  • 3年連続でモンドセレクション金賞受賞。
  • 創業150年の歴史ある会社で、でん粉のパイオニア的存在である。

オリゴの甘みは、良い部分はたくさん出てきますが、気になる点は1つもないんですよ。

管理人

『オリゴの甘み』は、価格が大幅に値上がりしたためランキングの最下位にしました。

ハカセ

5倍以上も値上がりしたのか…

イソマルトオリゴ糖の各商品の詳細情報

イソマルトオリゴ糖は、毎日摂ることで本来の働きをサポートします。

毎日食べるとなると気になるのが、味やカロリーなどの栄養成分、添加物の有無ですよね。

管理人

そこで、イソマルトオリゴ糖商品の味・栄養成分、添加物の有無などの詳細情報を各商品ごとにまとめました。

井藤漢方製薬イソマルトオリゴ糖

商品概要
  • 販売者:井藤漢方製薬株式会社
  • 購入価格:506円(税込)
  • 原材料:とうもろこし、じゃがいも、さつまいも
  • 原材料の産地:とうもろこし(アメリカ)、じゃがいも(日本)、さつまいも(日本)
  • 製造地:日本(大阪府)
栄養成分表示 100g当たり
  • エネルギー302kcal 
  • たんぱく質 0g 糖質 0g 炭水化物 75.4g ナトリウム 0mg
  • 添加物:なし

イソマルトオリゴ糖は「糖組成当たり」50%以上。

「糖組成」=「炭水化物」なので、炭水化物75.4gの50%以上、

つまり含まれているイソマルトオリゴ糖は37.7g以上です。

味は、口に入れた瞬間は、あまり味はしませんが、後に甘さがやってきます。

毎日活き活きオリゴ糖

商品概要
  • 販売者:ユウキ製薬株式会社
  • 購入価格:657円(税込)
  • 原材料:ジャガイモ、さつまいも、タピオカ、コーンスターチ(遺伝子組換え不分別)
  • 原材料の産地:ジャガイモ(鹿児島)、さつまいも(北海道)、タピオカ(タイ)、コーンスターチ(アメリカ)
  • 製造地:日本(大阪府)
栄養成分表示 100g当たり
  • エネルギー300kcal 
  • たんぱく質 0g 糖質 0g 炭水化物 75g ナトリウム 0mg
  • 添加物:なし

イソマルトオリゴ糖は「固形分あたり」55%以上。

「固形分」とは「炭水化物」なので、75gの55%以上という事になり、

含まれているイソマルトオリゴ糖は41.25g以上です。

味は水あめのような味で、しっかりとした甘さがあります。

ありがとうオリゴ糖

商品概要
  • 販売者:熊手蜂蜜株式会社
  • 購入価格:637円(税込)
  • 原材料:とうもろこし(遺伝子組換え不分別)、かんしょでん粉
  • 原材料の産地:とうもろこし(アメリカ・ブラジル・アルゼンチン)かんしょでん粉(タイ)
  • 製造地:日本(佐賀県)
栄養成分表示 100g当たり
  • エネルギー300kcal 
  • たんぱく質 0g 糖質 0g 炭水化物 75.2g ナトリウム 0mg
  • 添加物:なし

固形分あたり50%以上のイソマルトオリゴ糖が含まれます。

この場合「炭水化物」が「固形分」になりますので、炭水化物75.2gの50%以上という事で、イソマルトオリゴ糖は37.6g以上です。

味は甘味の強いべっ甲飴のようで、若干後味が残ります。

オリゴの甘み

商品概要
  • 販売者:日本コーンスターチ株式会社
  • 購入価格:463円(税込)
  • 原材料:とうもろこし(遺伝子組換えではない)
  • 原材料の産地:アメリカ
  • 製造地:日本(愛知県)
栄養成分表示 100g当たり
  • エネルギー300kcal 
  • たんぱく質 0g 糖質 0g 炭水化物 75g ナトリウム 0mg
  • 添加物:なし

アメリカにある契約農家で作られた、遺伝子組換えではないとうもろこしを原材料にしています。

3年連続でモンドセレクションの金賞を受賞しているオリゴ糖です。

パッケージに表示はありませんが、100g当たりのイソマルトオリゴ糖の量は50gです。

味は、甘味が薄く、すっきりとした甘さです。

マルミ オリゴ糖

商品概要
  • 販売者:株式会社 マルミ
  • 購入価格:502円(税込)
  • 原材料:とうもろこし(遺伝子組換えではない)
  • 原材料の産地:アメリカ
  • 製造地:日本(岐阜県)
栄養成分表示 100g当たり
  • エネルギー300kcal 
  • たんぱく質 0g 糖質 0g 炭水化物 75g ナトリウム 0mg
  • 添加物:なし

イソマルトオリゴ糖は「固形分あたり」55%以上。

「固形分」=「炭水化物」の事なので、75g中の55%以上がイソマルトオリゴ糖という事になります。

計算してみるとイソマルトオリゴ糖の量は41.25g以上です。

味はお砂糖に近い甘さがあります。

梅屋ハネー イソマルトオリゴ糖

商品概要
  • 販売者:株式会社 梅屋ハネー
  • 購入価格:447円(税込)
  • 原材料:とうもろこし(遺伝子組換えではない)
  • 原材料の産地:アメリカ
  • 製造地:日本(岐阜県)
栄養成分表示 100g当たり
  • エネルギー300kcal 
  • たんぱく質 0g 糖質 0g 炭水化物 75g ナトリウム 0mg
  • 添加物:なし

イソマルトオリゴ糖は「固形分あたり」55%以上なので、100gあたり炭水化物が75gの場合のイソマルトオリゴ糖の量は41.25gです。

味は角砂糖をそのまま食べたような、強い甘味があります。

管理人

実は・・・
「梅屋ハネー イソマルトオリゴ糖」と「マルミ オリゴ糖」を作っている会社は関連会社なんです。

こちらのふたつのイソマルトオリゴ糖シロップは、製法や原材料は全く同じ物が使われていて、作られた工場は異なりますが、全く同じイソマルトオリゴ糖シロップです。

イソマルトオリゴ糖商品を選ぶときの注意点

イソマルトオリゴ糖の商品は、見た目ではほとんど違いが分かりません。

しかし、実際に調べてみると、パッケージには書かれていない原材料やイソマルトオリゴ糖の量に違いがありました。

管理人

特に注意したいのが、原材料です。

安く手に入れることができるイソマルトオリゴ糖シロップの中には、遺伝子組換えの原材料が使われている可能性のある商品もあるんですよ。

毎日食べるイソマルトオリゴ糖だからこそ、気になる方は遺伝子組換えではない商品を選ぶことが大切です。

ぜひ今回の記事を参考にイソマルトオリゴ糖商品を選んでくださいね。

最後に

イソマルトオリゴ糖は、特定保健用食品に認定されていますが、お通じの改善や腸内環境への影響は、他のオリゴ糖よりも低い傾向にあります。

ですが、甘味にコクがあり、熱や酸にも強いため、料理などに幅広く利用する事ができます。

イソマルトオリゴ糖商品は、安く手に入れることができるため、ぜひ日々の生活に役立ててくださいね。

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