「ラーメンは大好きだけど、小麦(グルテン)は控えたい…」そんな麺好きの方は多いのではないでしょうか。
近年、東京のラーメンシーンでは、体に気遣う人や外国人観光客への配慮から「グルテンフリー」という選択肢が広がっています。
チェーン展開している有名店から、グルテンフリーの隠れ家レストランまで、東京都内で「グルテンフリーラーメン」を堪能できる店舗は多種多様です。
小麦を控えている方に「グルテンフリー」と「ガツンと旨い」を両立させた、最新のラーメン事情をお届けします。
【東京】グルテンフリーラーメン4選
今回選んだのは、渋谷、恵比寿、六本木、東京駅の4店舗です。各店おすすめの定番ラーメンを、グルテンフリーの麺でそれぞれ実食してみました。
真武咲弥(しんぶさきや) 渋谷店

真武咲弥(しんぶさきや)渋谷店は、札幌に本店を構える「炙り味噌らーめん」が名物の人気ラーメン店です。
13種の食材を練り込んだ秘伝の味噌を高温で炙り、香ばしさを引き出す独自の製法が特徴です。

お店に入る前にある券売機は、外国語にも対応していて、グルテンフリーの玄米麺やヴィーガンメニューを選べるので、外国人の観光客が多く来店していました。
今回は看板メニューの「炙り味噌らーめん」を、グルテンフリーの玄米麺で注文してみました。

運ばれてきた一杯からは、味噌を炙った香ばしい香りが立ち上ります。
スープを一口すすると、濃厚な味噌のコクの中に、生姜の旨みが溶け込み、後味に唐辛子のピリッとした刺激が心地よく残ります。

注目の玄米麺は、平打ちタイプでスープとの絡みが抜群。もちもちとした弾力があり、玄米麺が濃厚な炙り味噌と見事に調和しています。
具材にも妥協がなく、食べ応えのある厚切りチャーシューに分厚いメンマ、定番のコーン、たっぷりの刻みネギ、さらに、きくらげが食感にアクセントを加えてくれます。
「グルテンフリーだと物足りないのでは?」という不安を完全に払拭してくれる、濃厚で満足度の高い一杯なので、ガツンとした本場の味噌ラーメンを食べたい時におすすめの一杯です。
| 店名 | 麺匠 真武咲弥 渋谷店 |
| 住所 | 東京都渋谷区道玄坂2-10-3 |
| 営業時間 | 11:00〜翌4:30 (金・土・祝は翌5:30まで) ※営業時間・定休日は変更になる場合があります。ご来店前に店舗へご確認ください。 |
| SNS | インスタグラム、公式サイト |
AFURI 恵比寿

AFURI 恵比寿は、淡麗系ラーメンの先駆けとして圧倒的な人気を誇る実力店です。店名のAFURI は、神奈川県丹沢山系にそびえる、阿夫利山から由来しています。
恵比寿店はポップな音楽が流れる洗練されたモダンな空間が特徴で、老若男女、そして海外ゲストの来店も多く見られます。

AFURIのラーメンは、阿夫利山の天然水を用い、厳選素材の旨みを丁寧に抽出したスープが特徴。透き通った黄金色で唯一無二の気品を放ちます。
今回いただいたのは、AFURIの代名詞とも言える「柚子塩らーめん」です。糖質やグルテンを気にする方にとって嬉しい「こんにゃく麺」に変更してオーダーしました。

運ばれてきた一杯には、キラキラと輝くあっさり透明なスープ。顔を近づけると、柚子の清々しい香りが鼻をくすぐります。
一口飲めば、上品な出汁の旨みと柚子の爽やかな酸味が重なります。素材の持ち味を最大限に引き出したスープは、まるで「作品」と呼ぶにふさわしい仕上がりです。

注目のこんにゃく麺は、こんにゃく特有の臭みがなく、スープの繊細な味を邪魔しません。軽やかな食べ応えでありながら、ツルッとした喉越しが心地よく、満足感は十分です。
厚切りチャーシューは、脂の甘みと香ばしさが絶品で、さらに、細く刻まれたメンマや、奥深い味わいの味玉など、具材のひとつひとつに職人のこだわりが凝縮されています。
最後の一滴まで飲み干したくなるほど雑味がなく、食後感も非常に軽やか。おしゃれな空間で、贅沢な一杯を楽しみたい時に、おすすめできるラーメンです。
| 店名 | AFURI 恵比寿 |
| 住所 | 東京都渋谷区恵比寿1-1-7 117ビル1F |
| 営業時間 | 11:00~翌5:00 (スープ終了次第閉店) ※営業時間・定休日は変更になる場合があります。ご来店前に店舗へご確認ください。 |
| SNS | インスタグラム、公式サイト |
T’s Kitchen 六本木店

「T’s Kitchen」は、六本木駅ほど近く、ビルの2階に店を構えています。まるでお洒落なカフェのような可愛らしい内装が魅力の洋風レストランです。
全てのメニューをグルテンフリーで提供しており、ラーメンだけでなく、パスタやスイーツなど多彩なメニューがそろっています。

六本木の都会的な雰囲気の中にありながら、店内はどこかホッとするような洋風の可愛らしい空間が広がります。
今回は、数あるグルテンフリーメニューの中から、おすすめの「味噌バターコーンラーメン」をチョイスしました。

運ばれてきた一杯は、スープの上に乗ったバターがゆっくりと溶け出し、味噌の豊かな風味と合わさることで、奥深いコクが口いっぱいに広がります。
麺は、米粉のストレート麺。ツルッとした喉越しと適度な弾力が心地よく、濃厚なスープをしっかりと受け止めてくれます。

トッピングには、しっとりとした「あっさりチキン」のチャーシューを採用。さらに、野菜がたっぷりと盛られており、まるで野菜サラダをトッピングしたかのような彩りの良さが際立ちます。
レストランが提案する新しいラーメンの形を感じさせる一杯で、具材の斬新さと米粉麺の軽やかさが相まって、最後まで飽きることなく楽しめます。
他にも多くのグルテンフリーメニューが選べるため、再び足を運びたくなる、食に関して意識高い系の配慮にあふれた素敵なお店でした。
| 店名 | T’s Kitchen 六本木店 |
| 住所 | 東京都港区六本木7-8-5 2階 |
| 営業時間 | ランチ12:00~16:00 (LO15:00) ディナー17:00~22:00 (LO20:30) 定休日:火曜日 ※営業時間・定休日は変更になる場合があります。ご来店前に店舗へご確認ください。 |
| SNS | インスタグラム、公式サイト |
そらのいろ NIPPON

「そらのいろ NIPPON」は、東京駅の「東京ラーメンストリート」内に位置し、日本の最先端ラーメンを追求したラーメン店として知られています。
他にはないキノコベジソバや、ヴィーガン対応メニューがあり、多様な食のスタイルに応える先駆者として、海外からの観光客も多く訪れます。

東京ラーメンストリートの少し入った一角にある「そらのいろ NIPPON」では、全てのラーメンメニューを玄米麺に変更して楽しむことができます。
今回は、定番の醬油ラーメンを玄米麺に変更していただきました。

まずはスープを一口いただくと、あっさりとした醤油のベースに、奥行きのある素材の旨みがじわじわと広がります。
雑味のない澄んだ味わいは、玄米麺の素朴な色彩と見事に調和します。

玄米麺は、短めの平打ちタイプ。もちもちとした力強い弾力があり、やや硬めに仕上げられているため、あっさり系のスープに合わさることで、食べ応えのある印象です。
定番の具材も一つひとつにこだわりを感じます。極太のメンマは柔らかく味もしっかり。チャーシューは厚切りながらも脂身が少なく、あっさりと仕上がっています。
東京のど真ん中で、小麦を控えていることを忘れてしまうほど、定番の醤油ラーメンを、安心していただくことができました。
| 店名 | そらのいろ NIPPON |
| 住所 | 東京都千代田区丸の内1丁目9-1 東京駅一番街地下ラーメンストリート |
| 営業時間 | 9:00〜23:00 (LO22:30) ※営業時間・定休日は変更になる場合があります。ご来店前に店舗へご確認ください。 |
| SNS | インスタグラム、公式サイト |
東京でグルテンフリーラーメンめぐり
今回ご紹介した4店舗のように、玄米麺や米粉麺、さらにはこんにゃく麺といった多彩な代替麺の選択肢は、単なる「代用品」の枠を超え、それぞれのスープの個性を引き立てる新しい主役へと進化を遂げています。
「ラーメンは食べたいけれど、小麦は控えたい」そんな願いを叶えてくれる東京のラーメンシーン。
週末のランチや仕事帰りの一杯に、体も心も喜ぶグルテンフリーな「麺活」に出かけてみてはいかがでしょうか。

